事例 サービス
サービス生産性向上に科学的・工学的手法を用いて問題解決の支援を行います。
また、将来起こりうる不確実性要素を考慮した事業計画を支援します。
私たちは、弊社の様々な部門と連携した広い視点から最適な解決策を提案します。
テーマ | 事例 |
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勤務表作成 | 売り場毎の来店傾向に合わせた勤務シフトを作成 |
点検業務における出張移動時間先を考慮した勤務シフトの作成 | |
来店客数予測 | 来客数を把握した適切なサービスの提供を実現 |
作業分析 | 作業毎の標準時間を把握し、業務を効率化 |
リスク評価 | 投資判断のための事業リスクの定量化を実現 |
勤務表作成 点検業務における出張移動時間先を考慮した勤務シフトの作成
お客様の抱える問題点とOR部による解決
人手での出張計画作成に最大3日 → 自動作成システム導入により計算・確認・修正合わせて30分以内に

これまでは、広域かつ大規模な施設の保守・点検業務の出張計画作成を1か月毎に人手で行っていました。
計画を立てる際には、出張案件毎に必要な技量や要員数を満たしつつ、
専門要員、応援要員、社外要員といった作業割り当て順に計画作成表を回覧して作成していたため、
かなりの時間が必要でした。
自動作成システム導入により、それまで繁忙期には3日かかっていた計画作成を、確認・修正を含め30分で完了。
大幅に計画作成時間を短縮でき、計画作成者の負荷を軽減することができました。
また、要員間の作業負荷のバラツキも削減できました。
予定変更による計画のやり直しが頻繁に発生→ 運用に沿った再計画がシステム上で容易に
出張割当て計画作成後にも、突発的に追加の出張案件が入ってくることが多々あります。
以前は、その度に計画作成者が手作業によって変更していたため、多くの負担がかかっていました。
そこで、変更させたくない予定と変更してもよい予定とに分けて、自動での再計画作成を可能にしました。
これにより、現状の要員数で追加の出張案件を引き受けることができるかどうかの判断が迅速かつ容易にできるようになりました。
社外要員委託によりコスト増加→ 効率的な要因割り当てによって、社外要員数を約25%削減

繁忙期には、必要な作業要員が増えるため、社内要員だけでは対応しきれず、社外要員委託によるコストがかかっていました。
システム導入によって、より効率的な社内要員の割当て計画が実現でき、外部委託要員数を約25%削減することができました。
解決までの手順
導入コンサルティング。どのような割当て計画が『最適』なのか?
はじめに、出張割当ての際に考慮すべき条件の調査・ヒアリングを行いました。
さらに、それらの条件を、適用範囲と優先度に応じて整理することで、
顧客満足度向上・生産性向上・要員満足度向上という異なる目的別での優先度を明確にしました。
出張要員スケジューリングシステムの開発
要員数や出張案件数などの割当て計画の規模や、条件の複雑さを勘案し、
弊社製品KKE/ShiftMaster
を利用することで、短期間でシステムの試作を行いました。
システムの試作が終わった段階で、そこで得られた割当て計画が実際の業務で受け入れられるかどうかを担当者に確認し、実用的なシステムになるよう条件のチューニングを行いました。
ユーザインターフェースの開発
割当て計画を自動作成するだけでなく、自動作成後の手修正が容易に行えるGUIを作成しました。 集計やアラート表示をリアルタイム表示することで、修正後の計画内容が妥当かどうかを一目で確認できるようにするなど、 システムを利用する現場に負荷をかけない仕組み作りを行いました。
使用製品
KKE/ShiftMaster シフトスケジューリングソリューション
学会発表
加藤 雅樹, 久木野 誠, “汎用的なシフトスケジューラによる出張要員スケジュール作成”, スケジューリングシンポジウム2010, 2010年9月
サービス
テーマ | 事例 |
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勤務表作成 | 売り場毎の来店傾向に合わせた勤務シフトを作成 |
点検業務における出張移動時間先を考慮した勤務シフトの作成 | |
来店客数予測 | 来客数を把握した適切なサービスの提供を実現 |
作業分析 | 作業毎の標準時間を把握し、業務を効率化 |
リスク評価 | 投資判断のための事業リスクの定量化を実現 |
